産後授乳期の避妊にミニピルを服用しました。

産後授乳期は低量ピルは服用できないということで授乳期でも服用できるミニピルを服用しています。

ミニピルを服用してから10日ほどで避妊の効果がでるそうです。

低量ピルは1週間休薬期がありますがミニピルは1シート全てにホルモンが入っていて休薬期がありません。

なので基本的に生理はこないようになるようですが、排卵を止めるわけではないそうで薬の効く時間も短いため毎日必ず同じ時間に飲まなくてはいけません。

ミニピルを飲み始めて低量ピルの時のような気分の悪さや便秘などの副作用を特に感じた身体の変化はありません。

低量ピルよりホルモン量も少なく、副作用や血栓症などのリスクも低く喫煙者でも飲めるピルとなっていて低量ピルよりいいなと思う点が多いのですが、時々生理のような出血がある事があります。

またその出血も低量ピルなら月1回生理がくる日ががわかるのですがミニピルはその月に出血があるのかないのか、いつくるのかもわかりません。

生理ほどの出血はないのですが少量の出血が生理より長く続くこともあるので、少し面倒です。

初めて低量ピルを服用する時の説明で、毎月1回月経は必ずくるようにしないといけないと聞いていたのでミニピルを飲んで生理が全く来ないのは逆に身体に悪いのではと不安になることもあります。

また低量ピルはだいたい同じ時間に飲み1日忘れても避妊効果は続きますが、ミニピルは毎日必ず同じ時間に飲まなくていけなくて、時間が3時間以上ずれると避妊の効果がなくなるそうです。

実際飲むようになって同じ時間に服用する事はなかなか大変だと感じました。

ミニピルを飲み始めた頃は低量ピルより血栓症のリスクが減るならミニピルがいいかなと思っていましたが、生理のような出血が不意にくることや決められた時間に服用と面倒なこともあり今ははやく低量ピルに切り替えたいと思っています。

ミニピルとは

ミニピルとは黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ含まれているピルのことです。
日本国内では次のような薬が処方されています。

ヒスロン錠5(協和発酵キリン)日局メドロキシプロゲステロン酢酸エステル5mg
プロベラ錠2.5mg(ファイザー)日局メドロキシプロゲステロン酢酸エステル2.5mg
ルトラール錠2mg(富士製薬) 日局クロルマジノン酢酸エステル2mg
デュファストン錠5mg(マイランEPD)
プロゲストン錠2.5mg(富士製薬)日局メドロキシプロゲステロン酢酸エステル 2.5mg
プロゲストン錠5mg(富士製薬) 日局メドロキシプロゲステロン酢酸エステル 5mg含有
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠2.5mg「トーワ」(東和薬品)日局 メドロキシプロゲステロン酢酸エステル2.5mg

ただし、これらのミニピルは『黄体ホルモンを補充し、無月経、月経周期異常、月経困難症、機能性子宮出血、不妊症などを治療する薬』で避妊用に用いれていません。

そのため、海外のミニピル(セラゼッタ、ノリディ)を輸入して、処方している病院が多いようです。

セラゼッタ、ノリディの成分は

セラゼッタ・・・デソゲストレル 0.075mg

ノリディ・・・酢酸ノルエチステロン/ノルエチステロン(Norethisterone 350mcg)