更年期症状の緩和のための薬としてピルを使用しました

私は40歳を過ぎたあたりから体に不調を感じるようになりました。

具体的には、暑くもないのに急にのぼせたり、ふらふらとするめまいを感じたり、朝からずっと体がだるいという症状でした。

はじめのうちは「風邪でも引いたのかな」と思っていたのですが、体を休めているものの一向に症状はよくならず、年齢的にも「更年期かもしれない」と思い産婦人科を受診しました。

先生に診察してもらったところ、年齢的には42歳を早いものの卵巣の機能の低下が始まっていることから「更年期」と診断されました。

この不快な症状をなくすために処方されたのが「ピル」でした。

ピルにはこの年代に不足しがちな女性ホルモンに似た作用をする働きがあるので、飲んでいくうちに症状が緩和するということでした。

私が飲んでいたのは「低用量ピル」です。

飲み方としては普通の薬とは違い、毎日飲むわけではなく、21日間飲んだら7日感は服用しません。

はじめのうちは、カレンダーに印をつけておいて毎日確認しながら飲んでいました。

飲んで一週間ごろしたころには、症状の緩和が見られました。

のぼせやめまいの頻度が少なくなり、体のほうも以前より軽くなった気がしました。

また、気持ちのほうも憂鬱な気分がなくなり、若いころのような前向きな考えに変わってきたのです。

しかし、低用量ピルを飲んでいていいことばかりではありませんでした。

デメリットとしては「太る」ことです。

同じ食事量で生活スタイルも変えていないにもかかわらず、ピルを飲み始めたら太ってしまいました。

顔や体がむくんでいるかのようにパンパンなため、自分でも自覚はあったのですが、久しぶりに会う友人などはびっくりしていました。

体や心の不調の改善を取るべきか、見た目にこだわるべきかピルの使用を考えさせられました。