男性更年期障害の症状や対処方法 私は漢方薬の補中益気湯を服用しました。

私は数年前に帯状疱疹を発症してようやく治りホッとする間もなく、60歳ころからやる気が出ない、イライラする、不眠の各症状が出始めました。
当時から頻尿、発汗、疲労感著しかった。運動不足解消にたまの休日にスポーツをした後は、筋肉痛を起こしたりしていた。
合わせて、63歳の定年直後からは、時間のゆとりができたために、なんとなくゆっくりした生活をしていたが、半年もしないうちに時間をもてあそぶ状況となったことで、なんとなくボーとすることが多くなった。
今から、振り返ると、このことが精神的によくなかったのではないかと、反省しています。
やはり、人間は、目標をもって、毎日することがなければ、いけないと強く感じました。
仕事以外での、ライフワークを持っていることが、豊かな老後を過ごす必須条件です。
時間の使い方、が極めて重要です。

男性更年期障害は何科

男性の更年期障害が疑われるときは、泌尿器科を受診する方が多いようです。
最近は、専門外来はメンズヘルス専門外来などを設置している医療機関も増えています。

チェック内容は

医療機関では問診や血液検査が行われ、心身状態や男性ホルモンの分泌量などを調べます。
血中のテストステロンの値を見て男性更年期障害と診断します。
日本では、活性型の値フリーテストステロン値がの基準としています。
8,5PG・/ml未満だったり、身体的な症状が強く現れたりする場合に
男性更年期障害と診断されることが多いとされています。

男性更年期障害の症状

男性更年期障害には次ような身体的症状があります。
・だるさ
・やる気が出ない。
・不眠
・食欲・性欲・意欲の減退など

処方される薬は

処方される薬は
漢方薬は、「補中益気湯」 です
補中益気湯は次のような体質を改善します。
・体力減退
・食欲不振
・ED勃起不全
不安症やうつ症状がみられたときは、抗不安薬や抗うつ薬が処方されます。
飲み薬は症状が軽いときに服用します。
塗薬、貼り薬もあります。

また、テストステロンを使用すると、精巣機脳が低下することがあります。すると子供ができにくくなるかもしれません。
ですから、子供を欲しいと思っている方には、性性腺刺激ホルモンを注射し、男性ホルモンの分泌を促すこともあります。
また男性ホルモンには、造血作用があるためテストステロンやHCGホルモンの投与量が多いと多血症になり、脳梗塞を発症する恐れがあります。
そのため、治療中は定期的な、血液検査が必要です。

日常生活で気を付けること

ここで、日常生活で気を付けることを整理します。

1、睡眠をしっかりとること。

睡眠不足は、男性ホルモンの分泌量が少ない状態が続きます。男性ホルモンの分泌量は一定ではなく、一日の内で分泌量が多いのは寝ているときです。
朝起きた時には、分泌量も多いが夕方に近づくにつれて少なくなります。

つぎに、ストレスをためないことです。

過剰なストレスは男性ホルモンを生成する能力を低下させます。
できるだけ、ストレスはためず、解消することです。

三番目は、適度な運動をすることです。

下半身の筋肉を鍛えると男性ホルモンの分泌量が増えます。
大腿筋、下腿筋を動かすと効果的です。
エレベーターやエスカレーターは使わずに階段を上り下りすること。
歩くときは、速足で。
スクワットなどの筋トレを毎日すること。
最後は、競争心を持つことです。
誰かときそいあうことは、男性ホルモンの分泌量が増えます。
競うのは、スポーツでもいいし、ゲームでも構わないのです。
このように男性ホルモンの分泌量が増えると更年期障害の予防になります。

まとめ

まとめますと、更年期障害を改善するには、次の二つが大切です。

1、男性ホルモン(テスト・ステロン)の分泌量が減少するのを阻止すること。
2、テストステロンの分泌量を増やしていくことです。

以上はほんの一部ですが、予防のための改善策に対応することを継続していくことが不可欠です。
根気よくチャレンジして、100歳に向けて充実した老後を送ってください。