更年期の原因不明の体調不良を漢方薬の加味逍遥散で対処しました。

はじめまして。
私は専業主婦のハルと申します。今年五十歳となり主人と二人暮らしです。子供はいません。
更年期障害について強く感じるようになったのは、昨年の三月に仕事を辞めてからでした。

それまでも、生理前のイライラ(月経前症候群)がひどくて婦人科に通院し、漢方の加味逍遙散を処方してもらっていました。
PMSの症状が全く無くなる訳ではありませんでしたが、多少はラクになってフルタイムの仕事を続けていました。
去年の三月、49歳の時に会社都合で退職しましたが、それから原因不明の体調不調を感じるようになりました。

原因不明の体調不良を感じる

サウナでのぼせる

例えば、それまでサウナが大好きで毎週のように通っていましたが、長く入っていられなくなりました。
それでも続けていたのですが、ある日、ひどくのぼせてしまい、それ以来、怖くてサウナはお休みしています。
熱いお風呂も同様で、すぐに気持ち悪くなるので、ぬるめのお風呂につかるようにしています。
更年期症状として、良く聞くホットフラッシュの症状はありませんが、のぼせやすくなってしまったようです。

立ちくらみ

他の症状としては、立ちくらみです。
急に立ち上がると血が引くような感じがして、ふらっとします。

生理前の高温期の不調

あとは精神的なものですが、生理前の高温期になると、集中力がなくなり、モヤモヤとして思考力が散漫としてしまいます。

以上が主な症状でしたが、仕事を辞めて気が緩んだから症状がでたのか? 逆に年齢的に避けられない症状なので無職の時で幸いだったのか? 判別がつかず、新に職探しをすることも迷っていました。

対処方法は漢方薬の加味逍遥散

そのあいだの対策としては、PMSの症状がひどい時に飲んでいた加味逍遥散を再び飲み始めました。
これは結構効果があったと思います。心理的なモヤモヤ感がだいぶラクになりました。

あとは、プラセンタの量も増やしました。以前からプラセンタは愛用していたのですが、更年期にも良いと聞いたので量を増やしてみました。
こちらは効果があったか定かではありませんが、美容にも良いので続けています。

一点気になったのは、以前からあった小さ目の子宮筋腫が少し大きくなったことです。
科学的に根拠があるかは判りませんが、プラセンタが筋腫を大きくすることもあるみたいで、婦人科の先生も、その可能性はあるとのことでした。ですから、筋腫があるかたは、気を付けて服用されたほうが良いと思います。

ホルモン値の測定がおすすめ

他には婦人科でホルモン値も測定できますので、そちらもお薦めします。
私の場合は、さほどホルモンの値が崩れてはいませんでしたが、やはり更年期になりかけているとのことでした。
さらに甲状腺の疾患が、更年期の症状と似ている為に見過ごされがちなので、甲状腺の数値の検査もお薦めします。
私の知り合いでも更年期だと思っていたら、甲状腺の病気だった方がいらっしゃいました。

まとめ

上記のように念の為、ホルモンや甲状腺の数値の検査を行い、あとは必要に応じて薬を飲み、そしてストレスが大きな影響を与えると思うので、ゆったりと日々を過ごすのが効果的かと思います。
去年、仕事を辞めた直後は「早く次の仕事を!」と焦って空回りしており、それが余計に症状を悪化させていたと思います。

現在は薬は服用しておらず、プラセンタだけ愛用していますが、それでもだいぶ落ち着きました。
以前のように、時間に追われる毎日に対応するのは無理かと思いますが、年齢なりに規則正しくゆったりと過ごしているのが一番の対処法のようです。

同じように更年期の症状に苦しむ女性はたくさんいらっしゃると思いますが、「病気」というには曖昧で、「がんばればどうにかなるのでは?」と自分を追い詰めがちではないでしょうか。
自分を𠮟咤激励することも大切ですが、癒してあげることも忘れずに更年期を乗り越えてください。